5893美しきARTな日々 “FINAL REPORT”@新井隆子2020年4月8日新型コロナウィルスで各地の美術館も休館延期が相次ぐ中、当aloreブログも最終号となりました。2017年から月1回のペースでしたが、各地を取材したり、多くの方々との出会いもありました。ARTという媒介を通さなければ、出会うことも無かっただろ...
6171320世紀からやってきたタヌキ型ロボット、懲りずに年末のイタリアを行く春山博美2020年2月8日昨年盆休みのオクシタニア旅行に味をしめたタヌキ型ロボットは、20世紀に帰るのを止めて、年末のイタリアに飛んでいきました。冒頭写真はチンクエテッレのマナローラで陽が落ちて、メイン通りがライトアップされた瞬間です。この後は勿論シャケットラを求め...
554272019年11月の谷中巡りレポートを遅ればせながら…春山博美2020年3月3日クリスマス休暇にイタリアを年甲斐もなく飛び回ってしまったせいか、昨秋の谷中ツアーはエリカ様のニュースが流れてきたこと位しか記憶に残っていませんが(笑)、何とか記憶を絞り出しながら綴ってみることと致します。
5352美しきARTな日々11 〜日常に見つける美〜@新井隆子2020年3月2日2月28日、コロナウィルス感染拡大抑制の為に遂に小中学校や高校までも休校の体制を取るべく政府から要請が出されました。各地の美術館からもやはり休館の情報が寄せられています。家に籠ることも多くなるであろうこのタイミングに、生活に密着したインテリ...
10833美術館と私8 〜ART & 女性〜@新井隆子2019年2月7日3月の雛祭にもちなみ、「ARTと女性」をテーマにした内容にしました。アート界で既に活躍されている女性、また今後が期待される美大大学院生など。本文でも触れましたが、広く文学も含め、性差のない芸術の世界の中でのびのびと活躍されることを祈ってこの...
art+暮らし6845アート探しアート探しは意欲が大事! アートと聞いて条件反射的に「美術館に飾られている絵画作品」や「お寺の仏像」を連想してしまうのは、おそらく私だけではあるまい。 しかし少し考えればすぐ分かるように、その連想はあまりに短絡的だ。 本来的に人を心地よくさせるあらゆるものがアートである以上、意欲があれば特別なところに行かなくても毎日の...
art+学び29995モネが《印象・日の出》で表現したかったものとは?「不自然」な作品 「印象派の原点」ともいうべき、この作品。 見ていて不自然さを感じないだろうか? 描かれているのは、19世紀末のル・アーブル港の風景。 それなのに・・・。 モネの「印象」の基礎 モネは、1840年11月14日、パリの下町で食料品店の長男として生まれた。 しかし、父親の商売の都合で、彼はまだ5歳の時に、一...
art+学び8554「二つの違い」が表す近代パリの明暗とは?作品の「間違い探し」 あらかじめ述べておく。 この作品の「間違い」は「一つ」ではない。 「二つ」である。 それはどこか・・・? マネと印象派 「近代絵画の父」とも呼ばれるマネは、印象派のモネやドガに大きな影響を与えた画家である。 しかし、彼自身は1874年から8回にわたって続いた「印象派展」には一度も参加していない。 ...
art+学び14443鶴岡八幡宮からマティスまで~遠近表現いろいろ~鎌倉の遠近表現 鎌倉の鶴岡八幡宮に行くとき、駅から八幡宮に向かって若宮大路の道幅が狭まっていることに気付く人はどれだけいるだろうか?歩いていてはなかなか分からないが、運転するとハンドルをまっすぐ保っていられないのですぐに分かる。 これこそ、現代に残る典型的な遠近表現の一つであろう。道を実際よりも長く見せる...
art+展覧会・ギャラリー7871早く来い来い、フェルメール!せっかくだから楽しみたい! 10月から始まるフェルメール展。 必死にネットでチケット取って、決められた時間までに美術館行くのだから、どうせだったら楽しみたい。 でも、そもそもフェルメールって誰なんだ、いつの人、どこの人、何してた人(画家に決まっていますが・・・)、という人もいるのでは・・・? 友人やパートナーに「強制連...
etc.10323印象派を流行させたのはサロンだった!?「印象派」というくくり 日本人に人気の印象派。 特に人気が高いのは、モネやルノワールといったところだろうか?国立西洋美術館の常設展に行くと、この二人の作品の前には必ず鑑賞者がいるし、モネの「睡蓮」の前にはよく人だかりが出来ている。 しかし、作品を少し見ただけでも分かるのだが、彼らの画風はかなり違う。決定的な共通点は、実...
art+展覧会・ギャラリー7001展覧会紹介~平塚市美術館企画展~21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 実業家である田口弘氏が収集した、現代美術のコレクションの中から72点の作品が紹介されている。 「美術とは何か」というテーマを、作品を通じてじっくりと考えることができる展覧会だ。 作品の紹介(一部) 私には”by Trust”が引っかかった。本来、極端な言い方をすれば「戦い」...
art+旅9774いざ行かん!広島へ。ひろしま美術館訪問記ひろしま美術館の魅力 広島駅からバスで10分。ひろしま美術館は緑に囲まれた中に、周囲の大通りの喧騒から離れて、ある。 ドラクロワ、ミレー、コロー、モネ、ルノワール、シスレー、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ムンク、ローランサン、ユトリロ、フジタなどなど・・・。ロマン派以降の絵画を「常設で」持っている美術館だ。さらに、浅井忠、黒...