一味違う「谷中」アート巡りを11/16(土)の午後に催行
昨年の11月に「番長文人通りアート歩き」を実施したところ、暑からず寒からずの絶好の季節で(私だけは、期待を裏切らずいつも通り「汗だく」でしたが(笑))、アート巡りに最適だったとのお声をご参加戴いた方から多数頂戴致しました。
さて、今年はどこを巡ろうかなと迷っていたところ、この時期は普段は入場出来ない「日本美術院」に入場出来、しかも作品鑑賞まで楽しめることが判明し、迷いがなくなりました。

大河ドラマ『いだてん』で森山未来演じる若き日の志ん生がよく佇んでいた谷中、日暮里の総鎮守である諏訪神社は、子供時代に見晴台(広重作品にも描かれた絶景の地)から「お化け煙突」を眺めたりしていた私のテリトリーであり、志ん生の孫娘と同じ谷中幼稚園に通っていた私にとって、まさに得意の地元「谷中巡り」となります。
コース概要を惜しげもなく披露させて戴きます
少し位はサプライズを残しておいた方が、当日の盛り上がりに繋がるのでしょうが、敢えてコース概要を披露させて戴きます。
通常の谷中街歩きでデフォルトとなるカヤバ珈琲、愛玉子、全生庵、谷中銀座、朝倉彫塑館、谷中銀座等には立ち寄らず、アートファンのご関心を引くようなディープなアートスポットを中心に巡ります。そんな道中、ご参加者同士でアート話に花を咲かせながら、ご自分なりの新たなアートを発見して戴ければ嬉しい限りです。
先ずは「藝大アートプラザ」に集合
「山口晃旧画室」(旧吉田屋酒店より外観見学のみ)
「上野桜木あたり」(飲食はせず 「谷中ビール」をひっかける位は可 パン、オリーブオイル等の小買い物をお楽しみ下さい)
「スカイ・ザ・バスハウス」(当日は展示替え期間中に当たるため外観見学のみ)
「日本美術院」(入場 作品鑑賞)
「絵処アラン・ウエスト」(入場 アランさんのスケジュールは調整中)


「三浦坂」
- 「猫町」谷中では出会いがしらの猫にご用心
- 雰囲気のいい坂です。傾斜が急ですが、当日のルートは「下り」だけですのでご安心下さい。ネコ派の方にとっては、こんなスポットもありますよ。
解散(東京メトロ千代田線「根津」駅までご案内致します)
私が会食を提案するとは天変地異の前触れ?
普段は飲まず食わずで美術館やギャラリーを梯子しまくっている私が、何を血迷ったか会食の提案をさせて戴きます。ご希望の方がいらっしゃれば、ツアー終了後にうどん屋「根津釜竹」で、一緒に饂飩をすするというのは如何でしょうか?(食事代はツアー料金とは別になりますが…)
このお店は大変混みあいますし、そもそも土曜の夜(営業は17時半~)は予約を受け付けておりませんので、17時前から並ばなくてはなりません。待ちスペースには若干椅子も用意されていますので「交流会」さながら、頑張って座って、会食の前から当日ツアーの感想を含めたアート話を一同で交わしあいましょう。
料理もお酒も大変美味しいお店ですが、アートファンにとりましては、明治時代に建てられた石蔵をかの隈研吾がリノベーションした建物も一見の価値ありです。
本ツアーも含めまして、ご検討の程、よろしくお願い致します。
当日はやはり隈さんの新駅工事絡みで、JR運行に若干の支障がでるようです。お時間に余裕を持ってお出かけ下さい。